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ここではねとらじで放送する時のビットレートによる音質について説明しましょう。
MP3とAAC+の説明ですが、ここで説明することはOddcastV3によるエンコードの
時の音質なので、oldバージョンやm3wでは話が違うので念頭に入れておいて下さい。

エンコーダの違い

あまり知られていませんが、OddcastのoldバージョンとOddcastV3のエンコーダは別物。
エンコーダの中身が違います。よって、同じlame_enc.dll・ビットレートでもを音質は異なります。
基本的にoldバージョンはナローバンド向けの物、V3ではブロードバンド向けの物。正反対です。
よって、高ビットレート放送の場合(ステレオ・モノラル限らず)V3の方が確実に綺麗に聞こえます。

MP3の音質比較

※kbs・khzは省略。(S)はステレオ(M)はモノラル

64以下22050(S) 64以下44100(S) 56以下22050(M) 56以上44100(M)
old優勢 V3優勢 old優勢 V3優勢
64以上22050(S) 64以上44100(S) 56以上22050(M) 56以下44100(M)
V3優勢 V3優勢 V3優勢 old優勢

ぱっと見、低ビットレートや22050khzではoldバージョンの方が優勢です。
しかし、完全にひずみの出ない音質はステレオ80kbs以上、モノラル56kbs以上。
ステレオにする必要のないモノラルのトーク番組ではV3の方が有利となります。
ステレオでは80kbsになるとoldとV3が逆転します。V3が圧倒的有利となります。

AAC+の音質比較

AAC+のステレオが低ビットレートで高音質なのは、Parametric Stereoという方式です。
48kbs以下、44100khzでステレオにするとこれになります。22050khzでは無効になります。
ステレオにするならAAC+を使えるV3を使いましょう。では、音質を下記にまとめてみます。

16kbs 24kbs 32kbs 40kbs 48kbs
ひずみが出る 高音域が割れる MP3/80kbs並 MP3/96kbs並 MP3/128kbs並