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放送をする上で、一番大切になるのはノイズの問題です。
楽しい話もノイズが乗ってしまっては聞き取りにくいですし、
リスナーに不快感をあたえてしまいます。「ノイズが乗ってしまう」
という人は、オンボードサウンドでしょう。少しお金がいりますが、
サウンドカードを買ってノイズを減らし、ノイズゼロを目指しましょう。

オンボードサウンドとは?

●音がかなり悪い
●入力端子が少ない
●CPU・メモリを使い負荷になる
●PC内部のノイズを拾ってしまう

などの欠点だらけです。クリアな音質で放送したい人はオンボードは問題外。
メーカー製PCの場合、よほど高級なのでない限り、ほぼ100%オンボードです。
ビデオカードも恐らくオンボードでしょう。そもそもオンボードとは何か?ですが、
マザーボードに特定の働きをするチップが埋め込まれており、CPU・メモリを使い、
エミュレートして音を出力、画面を出力しています。完全なるソフトウェア処理です。
私はオンボードサウンドからサウンドカードに変えた時は、音の違いに感動しました。

サウンドカードについて

値段的にも手頃で知られている所といえばSoundBlasterシリーズでしょう。
ただこのサウンドカードはゲーム向きで色づけされてる音というのが定説です。
しかし、エフェクト・サラウンド能力はサウンドカードの中でも群を抜いています。
ねとらじで色々したいし、DVDも見たいし、ゲームもしたいというオールインワン
志向の人にはお勧めといえます。初めての方なら下記の二つで十分でしょう。

Sound Blaster 5.1
Sound Blaster Audigy Value
(※上記二つとも音は良くなるが、安物なのでソフトウェア処理)

私としてはSoundBlasterの最上位カードである下記をお勧めします。

Sound Blaster X-Fi Xtream Audio
(※ソフトウェア処理。だがX-Fiと同質で、初心者にはお勧め)
Sound Blaster X-Fi XtreamGamer
(※完全ハードウェア処理。Pentium4並の処理能力を誇るカード)

一方、アナログ出力にこだわる人であれば、コストパフォーマンスに優れている

SE-200PCI

がお勧めですが、再生リダイレクト・WAVE出力MIXなどのMIX機能がないので、
放送に使うのはお勧めしません。私としては値段的に下記の玄人志向の物がお勧め。

ENVY24HTS-PCI
CMI8768P-DDEPC
ENVY24HT-HG8PCI

他にも色々とあるのですが、値段的に初級向けなので、1万円前後品のみの紹介です。

USBサウンドインタフェース

一般論で言えばUSBサウンドインタフェースは外部接続の為、手軽に接続出来、
PC内部のノイズが入らないので、ノイズレスで放送が出来ます。ただ欠点として、
USB接続の為にCPUに負荷をかけることです。貧弱なPCの人はPCIの方がお勧め。
USB接続・手頃な値段・それなりの音質でお勧めのUSBサウンドインタフェースは、

Sound Blaster Digital Music SX

SoundBlasterシリーズですが、音質は私の使っているUA-4FXと同程度という感じです。
PCIサウンドカードにしたけれど、ノイズがまだあるという人は、USB程ではありませんが、

NO-PCI

というPCIに挿すものがあります。サウンドカードを一番下に挿して、
その上にこれを挿せばノイズが減り、違いがかなり分かると思われます。

ノートPCユーザーの救世主

USBサウンドインタフェースは平面に設置が必須なので、ノートPCには不向き。
PCIのサウンドカードはノートPCにはPCIスロットがないので言語道断で無理です。
そこで救世主が、ノートPCには必ずあるPCカードスロットに挿すサウンドカードの

Sound Blaster Audigy 2 ZS Notebook

少し値が張りますが、ノートPCのサウンドカードとしては素晴らしいです。
ノートPCユーザーで簡単に音を良くしたい方には絶対的にお勧めな商品です。

ECHO INDIGO I/O

これは3万円越えます。ノートPCは選択肢がUSBか、PCカード型しかありませんので、
PCカード型のサウンドカードならばこの二つぐらいしか選択肢がありません。乙。